涙やけはなぜ起こるか?
市販の治療品でその場しのぎをしているのではダメです。
なぜ愛犬は涙やけになってしまうのか?まずは真の原因を特定することが重要。
特に、自身で色々調べたり、行動を起こしているにもかかわらず、なかなか良くならない人はぜひみていってください。
症状名などはあるのですが、そういった事は今回無しにして、大分砕いた感じで記事を書きました。
涙の流れ
涙はどのようにして流れるのか?
- 涙腺から正常な量の涙が出て
- マイボーム腺から出る脂により涙が目に保持されたのち
- 涙点に吸収され
- 涙小管を通り
- 涙嚢に溜まって
- 鼻涙管を通って
- 鼻腔へと流れる

これが一連の流れでこの何かが異常をきたして涙が溢れ、涙やけになります。
原因の特定方法
タイトルで真の原因を探れ!とか書いてますけど・・・
正直、獣医さんはケガ、病気のプロフェッショナル、原因を確実に特定するには、診てもらった方が良いです。
どうにか自分で解決したい場合は上記の原因解決のための行動をひとつづつ検証していくことになります。間違った方法でいくらやってもよくなりませんし、もし当たったとしてもすぐ良くなる訳ではないので通っている獣医さんに診てもらった方が早い。

涙が溢れる原因は?
- ゴミ、逆さまつげのどによる涙腺からの過剰分泌
- 涙道の詰まり
- 涙保持の能力の低下
- アレルギー
- 水分不足
- 病気による涙道の圧迫
- 犬種によってなりやすい犬種が居る
大きくこの7点が多いみたいですね。
涙腺からの過剰分泌
よく見るのは物理的な問題、逆まつげや目の周りの毛、ゴミなどが目に入り過剰分泌している状態です。
しかし、目の周りなので処理する際は十分に注意する必要があります。誤って目を傷つけてしまっては本末転倒、自身がない人は、獣医さんやトリマーさんにお願いした方が良い。
涙道のつまり
先に説明した、涙の通り道を涙道(るいどう)と言います。つまる簡単なイメージですと、なんでしょうかね?
片側2車線の道路が1車線通子止めになった場合を考えてください、流れはあるものの、次第に列は長くなり道は車で溢れてしまいます。
しびれを切らした車は普段とは違う道を通ってしまいます。
つまり、涙が溢れて、涙やけになります。

涙保持の能力の低下
目には涙を蒸発させない様にさせたり、潤わせる為の油があります。
その機能が低下することで涙を保持出来なくなり溢れて涙やけになってしまいます。
アレルギー
食べ物、ハウスダスト、菌、花粉、色々有りますし、最悪死につながる場合もありるので十分注意が必要です。
抗原、アレルゲンを特定しないといけない為、素人判断は危険、獣医さんに診て見てもらわないとわからないです。
掃除や、手入れはこまめに行ってください。
水分不足
水分不足になると、涙の粘度が高くなり涙道が詰まり、結果溢れて涙やけになってしまいます。
お皿、ノズルタイプ給水機、お皿タイプの給水機などがありますが、どれも一長一短、ノズルタイプは一度にあまり多く飲めないとありますが、犬によっては手持ち無沙汰でなんとなく飲んでしまい逆に飲みすぎる場合もあります。
使うものを信頼しすぎるのではなくて、使い方や管理の仕方が大事。
愛犬がどのくらい水を飲んでいるか日々確認してみてください。
病気よる涙道の圧迫
目や、鼻などの病気で炎症を起こし腫れたりすると涙道が圧迫されてしまう様です。
そういった場合は薬などの治療が必要になり、病気が治れば自然と良くなる可能性があります。
犬に涙やけによってなりやすい犬種
短頭種・・・フレンチブルドッグ・シーズーなど
小型犬・・・チワワ・ポメラニアン・トイプードルなど
上記は体の構造などが大きな要因になります。
後は、「毛色が白っぽい犬」があります。
白いと変色したのが良く目立つから。もともと茶色い毛の子たちはならないのでは無くて涙やけが目立たないので気が付かないパターンもあります。


まとめ
情報社会、ネットには色々な情報があり、私もブログを通じて記事を書かせて頂いています。
しかし、知識は大事、知らないと対処が出来ません、
又、十人十色ならぬ、十犬十色、書いてある情報で必ず良くなるわけでもなければ、行ってる対処方法が合っているかもわかりません。ここに上げた原因だけでも7つ、他の要因だって考えられます。
早期発見、早期治療が愛犬の為にも最優先だと思います。
いくら我々飼い主が頑張っていても、症状に苦しんでいるのは愛犬です、そこを忘れない様にしたいです。(自分への戒めを込めて)

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